5月24日(木) 朝早く出発して日暮里で生地を見たり購入したりした後、明治座にて『仮縫』(有吉佐和子原作)の舞台を観劇してきました。
『仮縫』は、服飾の世界で織りなす人間ドラマを描いた傑作です。
ファッション界を描いた作品なので舞台の中にはたくさんの素敵な衣装が出てきます。
壇れいさん演じる清家隆子のドレスは、トップはフランス製のエンブロイダリーレースにスワロフスキークリスタルがちりばめられていてスカート部分はシルクオーガンザーを重ねた上品で清楚なドレス。一方、高橋惠子さん演じる松平ユキのドレスは黒を基調としたイタリア製スパンコール生地を使用し、大きく開いた胸元にビックコサージュをあしらったベテランデザイナーらしい風格のあるエレガントなドレス。また劇中ではファッションショーの場面もあり、学生公募で選び抜かれた作品が使用されているのも見どころのひとつです。
たくさんの衣装を見ることができてとても良かったです。
明治座ソフトも美味しかったです。